茨城県つくば市の胃腸・肛門専門クリニック。痔の臨床経験40年以上。痔・肛門のしまりの治療で新しい治療法を実践。全国から来院がある。発表論文多数。

排便すると時々便や紙に血が付く場合でも、直腸がんを心配するべき?

Q 排便すると時々便や紙に血が付く場合でも、直腸がんを心配するべき?

 

A 

ほとんどの出血は痔によるものですが、時に直腸がんからの出血もあります。

例えば、当院では痔の出血と思って来院した方で、30歳前後の人からも痔とともに直腸がんを見つけています。

直腸は大腸のなかで最も肛門に近い部分で、その長さは20㎝です。肛門の出口から約3㎝の部位で肛門につながります。そのため、肛門出口に近い直腸にがんができると、痔と同じように赤い血がでます。

早い時期のがんでは、排便時にいつも血がでるわけではありません。また、肛門の痛みもありません。かなり進行すると毎日血が出ますが、出血量が次第に多くなるとは限りません。

この直腸がんは大腸がん全体の約5割を占めるため、とくに注意が必要です。

肛門の近くできた直腸がんでは手術を受けると直腸と肛門が切除され、人口肛門(お腹から便がでる)になったり、たとえ肛門が残っても神経の損傷によって便が漏れるようになり、社会生活が極度に制限を受けることがあります。

さらに、がんが直腸の周りにある男性では膀胱・精嚢・前立腺や、女性では子宮・卵巣・膣に進んでくると、手術による障害が大きくなります。 男性では尿漏れ・排尿困難(カテーテルによる自己導尿)・勃起障害・射精障害が、女性では妊娠・性交が困難になることもあります。

このように直腸がんでは手術を受けた後にいろいろな後遺症で一生悩ませることがあり、特に早期発見・早期治療が重要です。

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