肛門の手術の麻酔
肛門の手術って痛くないの?麻酔について
現在行っている手術の場合は、痔の周りに麻酔の注射をして行います。麻酔薬の注射をする時は痛みがありますが、速効性なのですぐに痛みは無くなります。手術時間は10~15分ぐらいです。なお、麻酔科専門医ができるだけ手術に立ち会うようにしています。
手術が怖いあなたへ
手術というと、怖い・痛いと誰しもが考えると思います。でも、そのまま放っておいたら病気が悪くなるばかり、という時に手術を勧められると考えてください。
ただ、手術を医師から勧められたからであっても、すぐに手術を決める必要はありません。お仕事やご家庭の都合によって、そのまま薬で保存的に経過をみることがよくあるからです。薬による治療と日常生活の改善で、痔の症状がほぼ改善して、日常生活に支障がないほどに良くなることもあります。
不安に思われることがありましたら、医師又はスタッフに遠慮なくどんどん相談して心配事を解消しましょう。スタッフ一同、患者さんと一緒に治療に向き合ってまいります。
病院へ行くのをためらっていたばかりに、薬で治るはずのものが進行して、どうしても手術が必要になってしまったり、痔の症状だと思ったら、実は大腸癌やポリープや大腸の炎症による症状で、放置したためにさらに悪くなってしまうことが時々あるからです。早め早めの専門医による診察・治療がとても大切なのです。