茨城県つくば市の胃腸・肛門専門クリニック。痔の臨床経験40年以上。痔・肛門のしまりの治療で新しい治療法を実践。全国から来院がある。発表論文多数。

痔ろうは手術が必要?

Q.医師に痔ろうと言われました。手術が必要ですか?

A.
一般的には根治手術で治すことになっています。ただ、肛門の近くに膿の出口がある浅い痔瘻で、痛みや腫れ、発熱など炎症があまり強くない時は手術をしないで保存的に様子をみることがあります。その場合は下痢や便秘に注意して、アルコールや香辛料など刺激物の摂取も控えることになります。それ以外の痔瘻で、すでに何回も肛門の周りが腫れて切開手術を受けている時や、肛門の奥で直腸壁に炎症が進んで高熱が出たり、便がうまく出ない時は手術を受けるのが良いでしょう。手術で確実に痔瘻を治すためには、痔瘻の病変を全て切開または切除する必要があります。ただ、少し広い範囲で炎症を起こしている痔瘻の病変を全て取り除くと、往々にして肛門括約筋が大きく損傷されて手術後、ガスや便がもれる(肛門括約筋不全)ことがあります。その状態を手術で回復させるのは決して簡単ではありません。そのため当院では現在、痔瘻の一次口(肛門の内側にある細菌の入口)から最も近い二次口(膿の出口)までの瘻管(膿の通り道)にビニールのテープを通して強く縛って少しずつ切っていき、この範囲の瘻管だけを開放創として治すシートン法を行っています。ただ、この手術を行うには、術者に痔瘻の病態を十分に把握できるかなりの技術が要求されます。当院では、この限られた病変だけの開放手術を適切に行うことにより約98%の確率で治しています。現在は1泊入院で手術を行っています。退院後は痛みがあまりなければすぐに仕事もできますが、傷が治るには3~4週間かかることが多いです。

⇒ 痔ろうの手術方法

 

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